てあて訪看だより34号を発行しました。

■今年もよろしくお願い致します。

ご無沙汰しております。
令和6年も早いもので1ヶ月が過ぎ去りました。
1月1日に発生した能登半島地震で被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
コロナ感染も一向に収束しません。こういった事象を想定し、4月から当事業所のBCP(事業継続計画)検討も最終段階に入っています。
今年は辰年。日本での歴史を振り返ると政変など動乱の年と呼ばれた年が多いようです。
訪問看護事業においては、令和6年度診療報酬・介護報酬改定が6月から施行されます。やらなければならない事が目白押しですね。
だからこそ日々穏やかに落ち着いて業務を遂行したいと思います。
今年も宜しくお願い致します。

■~この時期に注意!重症化しやすい低温やけどについて~

大寒が過ぎましたが、まだまだ寒い時期が続きます。
臥床時や就寝時など暖をとる手段として、湯たんぽや電気あんか・使い捨てカイロなどを使用される方が多いと思います。
これらの不適切な使用で低温やけどが生じやすい時期なので、注意が必要です。
低温やけどは、約40~50℃程度の比較的低い温度に数分から数時間にわたって触れ続けることで起こります。
本人も気づかないうちに皮膚の奥まで損傷していることが多く、重症化しやすいと言われています。
発症すると、赤みや痛み・水ぶくれなどが現れます。
その後、2週間ほどかけて血流の悪化とともに壊死が進み皮膚が黒くなっていきます。
また、細菌感染を引き起こしたり、皮膚ひきつれなどの後遺症が残ったりすることもあります。
低温やけどは損傷の程度によってⅠ度(皮膚に赤み出る程度)、Ⅱ度(ヒリヒリし、水ぶくれができる)、
Ⅲ度(血の気がなくなり白くなったり、痛みを感じる神経まで損傷され痛くない)に分類されます。
I度のやけどでは多くの場合炎症を抑える外用薬などでほとんど後遺症を残さず治ります。
しかし、低温やけどはⅡ~Ⅲ度となることが多いです。
III度のやけどの場合には皮膚の障害が強く、治るのに時間がかかるため小範囲の場合でも医療機関での治療をお勧めします。
もし、ご担当のご利用者様が受傷してしまわれた場合、ケア・状態の判断など迷うことがありましたら、どうぞ当事業所看護師にご相談下さい。

■てあてで勤務したい看護師さん募集

当事業所では常勤・非常勤問わず、私たちと一緒に訪問して下さる看護師さんを募集中です。
お心あたりのある方は是非ご紹介下さい。
随時ご本人からのお問い合わせにも対応致します。ご連絡お待ちしています。